BANG FACE | Hackney's Wicked!

BANG FACE

BANGFACE


毎月第1金曜日はBANG FACE。Shoreditchイチ楽しくて、最強のイベント(と、少なくても私は思っている)。チケットも£5ととても良心的。
ここのハコは非常に狭い。しかも、このイベントはかなりの人気。2月はCeephax Acid Crewがゲストで22時に行ってたのにも関わらず、見事にFullで入れなかった。前回もアクシデントがあって23時に到着してエントランスは入れたが、そこからが大変。中で更に列に並ぶこと1時間弱。お目当てのCylobが終わった頃にようやく入場出来たという始末。イベントも2時までと早く終わることもあり、来る人達はよーく判っているので、大抵22時までには入場している。ちなみに、ここにはキリンビールの生ビール(1パイント£2.95)がある。
このパーティーのオーガナイザーは女性。彼女は全部で3つ仕切っているそう。スタッフもよく動く。こちらは女性オーガナイザーが多く、彼女等のイベントはきちんとオーガナイズされていて好印象。
お客さんの盛り上がりは、知っている限りでもロンドンイチのノリの良さ。中は蒸し暑い。ロッカーなどは勿論ナシ。皆、荷物は最低限、上着は腰に巻いたりしている。オーディエンスの楽しみ方が尋常ではないノリ。オーガナイザー側もいろいろと小道具を用意していて、盛り上げ上手でフレンドリー。前の方はすごい蒸気で酸素も薄くて、クーラーも殆ど効いていない状態。将棋倒しやモッシュが当たり前のようにあったりと、まるでヘビーロックかハードコアか…でも前は楽しいです。オーディエンスは皆タフ!
毎回DJやライブはメイン、サブのゲストとレギュラーDJのBANG FACE HARD CREW。彼等がレゲエからロック、ポップミュージックまで力技でミクスチャーし、全てACIDテイストのダンス・ミュージックにしてしまうという面白さ。
この日は人の入りが遅かったとはいえ、22時過ぎにはほぼ満員。
いつもいろんな写真やコピーを壁にぺたぺた貼っているが、この日は仏像やチベットの写真とかが多い。この日はBuddha's Birthday。フライヤーも仏陀の顔。
本日のメイン・ゲストはDMX Krew。22:30からが大幅に押して23時からスタート。
彼のDJは作品と共通して言える事だけど、まさに彼の性格を表しているかのように繊細。それまでの荒削りで勢いのあるDJからガラリと音が変わったのですぐ判った。本人のテンションは周囲の雰囲気とは明らかに温度差がありすぎ、しかし、プレイしている姿は楽しそう。緩く踊っている姿も微笑ましい。彼は本当に音楽を愛しているんだなってひしひしと伝わってくる。子供がおもちゃで遊んでいるような、楽しいビート炸裂。言うまでもなく、オーディエンスもこの時が最高潮に盛り上がっていた。
この日は待ち合わせしてた友達や偶然遭遇した友達と声が枯れるまでしゃべり、爆音にまみれてガンガン踊って、顔が痛く成る程笑い、浴びる程のビールを飲み倒した。最高!会った友達全員に感謝。

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