3/27(sun) Lost@London Bridge | Hackney's Wicked!

3/27(sun) Lost@London Bridge

この日のLostはRichie HawtinPlaidにレジデントのSteve。£16といつもよりお値段も高い。通常£15。club London Bridgeのレイアウトは12月と全く一緒。チケットはメールでリザーブして行ったのですんなり入れた。やはり今回もクロークが混んでいて長い列。帰りも混む事は判っているので預けるのは止めた。
音は一昨日のイベントと比較にならない程良い。ブースのレイアウトも一段高く変えてあった。ただ、そのお陰で誰がプレイしているかよく見えない。
メイン・フロアに入った辺りで友達に会う。初めてここに来た子も何人かいて皆楽しんでいる様子。
Lostはタイムテーブルを張り出さない。だからいつ誰がプレイするかは判らない。Steveが最初やってたと思うけど、途中、音が昔のRichieを彷彿とさせた。毎回一緒にやるDJで雰囲気が違って聴こえる。Richieが丁度目の前を通ったので時間を聞くと3時からということ。
Plaidが始まった。音ががらりと変わったのですぐ気付いた。2人揃ってのプレイは久々。この日はテクノを意識した普段とは全く違うLost仕様のDJだった。ベースはBPM早めのテクノでも、上に滑る音はいかにもPlaid、美しくて気持ちいい。鋭利な音で空間を切り裂くようなテクノ。しかし、7月のLostでのPlaidは、ステージも別でもっと彼等らしいプレイだったので、やはり前後のDJに合わせて変えていたのだろう。そういえば、この時初めて会った人を思い出した。その時は知り合ってなかったけど、12月は一緒に来た。今日はここにはいなかったんだっけ。Plaidの音はテクノにしてはちょっと旋律が美しすぎて、いろいろと思い出してしまうことが多い。それをかき消すように踊っていた。
Plaidが終わっていつの間にかRichieに変わっていた。あれ、時計は3時前なのに何でもう始まっているんだろ?本日から時間がサマータイムに変わっていたことをこの時点で気付く。1時間早くなるのだ。
前半はいい流れでハードテクノ、後半はクリック全開。スモークが凄い勢いで炊かれ、真っ白になる度に頭の中も真っ白。無心にひたすらガンガン踊ってた。Big Waveが押し寄せる。やっぱりリッチーってば凄い。天才。
最後の方で、友人のあまりの無神経さが気に障って一気に気分が下がるが、それをもねじ伏すかのような圧倒的な音。また無心に戻れた。Richie Hawtinの風貌はいかにも'王子様'だけど、音は絶対的な'皇帝'といったところか。
何度かアンコールに応えて6時半過ぎに終了。ここまでがっつり最初から最後まで思う存分踊ったのは久しぶり。
ひとりで帰りたい気分だったので、何人か挨拶して一足お先に帰る。
帰り際のクロークの列は凄まじく混んでいた。
もう夜は明けていて、空気もひんやりしてて心地よい。バスに乗ったらどっと疲れがきた。
車窓から観えるLondon Bridgeが、うっすらとブルーがかっていてとてもキレイだった。